詩生活/詩ハトモダチ
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第一に 彼は演技者である
第二に 彼はお喋りが上手
それにも増して巧妙な沈黙
第三に 彼は秘密を持っている
第四に 彼は女々しい
それは男のためのことばだと
古い本には書いてあるけど
少し 笑ってしまう
第五に 彼はナイーブで繊細
けれどもこれは
抒情的な男に限ったこととは
言えない
普通の男の
普通の嗜みであろう
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05/19
よう よう よう よう
]
うちをでたら
どくふくかぜか
しらないけれど
よう よう よう よう
おじちゃん
おばちゃん
にいちゃん
ねえちゃん
こえをかけられ
よう よう よう よう
いいきになって
おおでをふって
かたでかぜきる
よう よう よう よう
すみれちゃん
がんばりな
くろうするけど
ようちゃんは
いいおとこだよ
よう よう よう よう
よう よう よう よう
そうですか?
そうでしょう?
すみれちゃんにしか
わからないこと
たいせつに
たいせつに
しなくちゃ
ようちゃんは
しんじまう
うちをでたら
どこふくかぜか
しらないけれど
よう よう よう よう
ようちゃんは
いいおとこだよ
いいきなもんだ
よう よう よう よう
わ
たしはちがうことばかりかんがえてる
あ
なたがじぶんのことばかりはなしてる
あ
いだじゅうずっと
わ
たしはあなたのことばなんてきいてない
あ
なたのことをじっとみてるじっとみてる
あ
なたみたいうそつきは
わ
たしのなかでしんだほうがまし
わ
たしはちがうことをかんがえてる
あ
なたがじぶんのことしかはなさないからずっと
あ
めがふっていてあめがちがうことをかんがえてる
あ
なたのあめがふりつづいてる
わ
たしはずっとちがうことばかりかんがえている
螺旋階段の序章
天井の低いゴーカートが
青い火花と轟音を撒き散らし
狭い柵の中を縦横無尽に回転している
極彩色の電飾
広場のメリーゴーラウンド
白い木馬の小さな瞳
スノウドーム
坂道に面した加工肉店
子豚の頭のゼリー寄せ
チェリーボンボン
他愛もない世間話
坂をのぼりはじめると
ガータベルトが弾けた時のような音で
男の子が駆けていく
ちいさな町の映画館
風車 洗濯船 広場
たくさんの似顔絵描き
サクレクールから小さな街を眺める
奇数と偶数はいつも向かいあって
テーブルを囲みあうように
からだを擦りよせあうように
ひとつの巨大な有機体のように
わたしたちを
■
目が覚めると
昆虫の置物がまるで文鎮のように
ジタンの青い箱の上に置かれている
朝靄の中のありふれた朝
耳をすますと
秒針と鼓動だけが非日常的確実なêtreを示し
窓枠の外ではまだ誰にも見つからない
インベーダーが少しずつ干涸びてゆき
三日月パンと常温のオレンジジュース
小さな青りんごの香りが脳につたわる
わたしは
いつのまにかおばあさんになって
いつまでも眠っている
ようなふりをする
うす目を開けて男がくわえタバコでシャツに袖を通してそれから鏡越しに視線を落として無表情のまま気の抜けたシャンパンみたいな色のグラスで気の抜けたバドワをひと口飲んだ何かつぶやきながらハンカチで鼻をかんで今日は日曜日だというのに急いで出かけてゆく
■
黒い靴下のおんなたち
大きな帽子
喝采
歌を
スペインからやって来たアボガドのような顔の男達に
葉巻のような香りのする臙脂色のワインに
赤い頬の娘達に
カナール・ア・ロランジュに
ちいさな焼菓子とカフェ・ノアゼットの滲みに
フリーダ・カーロの繋がった眉に
捧げます
冬の寒い夜中
いつまでも眠れなくて
少し年代ものの赤ワインを開けて
赤い毛糸の長い長いマフラーを
ふたりでぐるぐる首に巻き付けて
仲良く並んで窓を開け放って星を眺めて
寒くて鼻の頭が赤くなってほっぺたまで赤い
酔っぱらいのジプシーみたいだ
このまま屋根によじ登って転げ落ちても
絶対に死なない三流の滑稽な松葉杖のコメディアン
夜はながくて
いつまでもおしゃべり
少し退屈になる知りすぎると
こどもの頃に何が好きだったかとか
そんなことじゃないんだ
映画でも見ようか
悲しくて美しい退屈で長い人生
歓喜あふれ醜くく躍動する短い人生
鏡に向かう女
髭を剃る男
スケートする恋人たち
煙草をもみ消す刑事
哲学する囚人
実験するこども
信じる人
疑う人
嘘をつく人
正直な人
そんなところ
いつまでも眠れなくて
少し年代ものの赤ワインを開けて
赤い毛糸の長い長いマフラーを
ふたりでぐるぐる首に巻き付けて
仲良く並んで窓を開け放って星を眺めて
寒くて鼻の頭が赤くなってほっぺたまで赤い
酔っぱらいのジプシーみたいだ
このまま屋根によじ登って転げ落ちても
絶対に死なない三流の滑稽な松葉杖のコメディアン
夜はながくて
いつまでもおしゃべり
少し退屈になる知りすぎると
こどもの頃に何が好きだったかとか
そんなことじゃないんだ
映画でも見ようか
悲しくて美しい退屈で長い人生
歓喜あふれ醜くく躍動する短い人生
鏡に向かう女
髭を剃る男
スケートする恋人たち
煙草をもみ消す刑事
哲学する囚人
実験するこども
信じる人
疑う人
嘘をつく人
正直な人
そんなところ
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Je suis Bouton de pivoine
HN:
pivoine
性別:
女性
趣味:
J'aime la lecture,faire des vers et dormir...
自己紹介:
コンニチハ
竹村はなびと申しマス
詩はわたしの日々の断片です
人生においては、詩を愛するよりも、現実を愛することから始めなければならぬ。
もとより現実は常に人を裏切るものである。しかし、現実の幸福を幸福とし、不幸を不幸とする、即物的な態度はとにかく厳粛なものだ。詩的態度は不遜であり、空虚である。物自体が詩であるときに、初めて詩にイノチがありうる。
坂口安吾「恋愛論」より
Ecrire est un acte d'amour.
S'il ne l'est pas,il n'est qu'écriture.
Jean Cocteau
extrait de La difficuluté d'être
竹村はなびと申しマス
詩はわたしの日々の断片です
人生においては、詩を愛するよりも、現実を愛することから始めなければならぬ。
もとより現実は常に人を裏切るものである。しかし、現実の幸福を幸福とし、不幸を不幸とする、即物的な態度はとにかく厳粛なものだ。詩的態度は不遜であり、空虚である。物自体が詩であるときに、初めて詩にイノチがありうる。
坂口安吾「恋愛論」より
Ecrire est un acte d'amour.
S'il ne l'est pas,il n'est qu'écriture.
Jean Cocteau
extrait de La difficuluté d'être
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