詩生活/詩ハトモダチ
おとこのこのめは
はいいろひとみ
さとのことりの
はねのいろ
ふんわり
ふわり
ふわふわり
ふゆのよふけの
はいいろひとみ
ふらんすじしょの
もじのいろ
あべせで
うえふじぇ
あっしゅいじか
えるえむえぬ
ぽかんとひらいた
はいいろひとみ
ふるいぴあのの
おとのいろ
ぽろん
ぽろろん
たーん
とん
まどろむごごの
はいいろひとみ
ゆきどけみずの
おんどいろ
つめたく
ゆるむ
かがやく
ながれ
はじまり
はじまる
いのちの
いぶき
まあるく
ふくらむ
つぼみが
ひらく
らせんの
いりぐち
りんねの
わっか
おとこのこのめは
はいいろひとみ
ひとのこころを
うつすいろ
くるべきときに
えらばれて
ちいさなひとみは
ひらかれた
はいいろひとみ
さとのことりの
はねのいろ
ふんわり
ふわり
ふわふわり
ふゆのよふけの
はいいろひとみ
ふらんすじしょの
もじのいろ
あべせで
うえふじぇ
あっしゅいじか
えるえむえぬ
ぽかんとひらいた
はいいろひとみ
ふるいぴあのの
おとのいろ
ぽろん
ぽろろん
たーん
とん
まどろむごごの
はいいろひとみ
ゆきどけみずの
おんどいろ
つめたく
ゆるむ
かがやく
ながれ
はじまり
はじまる
いのちの
いぶき
まあるく
ふくらむ
つぼみが
ひらく
らせんの
いりぐち
りんねの
わっか
おとこのこのめは
はいいろひとみ
ひとのこころを
うつすいろ
くるべきときに
えらばれて
ちいさなひとみは
ひらかれた
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[
02/15
VAPORISER ヴァポリゼ
]
手をつないで歩いた
名前を忘れてしまった小さな町
舗装された路地の角を曲がり曲がり
靴の革底がやわらかく硬質な音を響かせると
それらはすぐに洞穴みたいな石造りの
牢獄みたいなちいさな窓に灯る
マッチみたいなろうそくの炎に
気化したように吸い込まれてしまう
深夜は気圧が少し高く感じられて
水の中の空気の音を聞いているみたいね
赤い毛糸の膝掛けをした老婦人が
暖炉の前でまだ何か編んでいる
赤い毛糸は詩人の血管の様に
胸元から腰へ腿を伝い踝足の指へ
ながれながれて床を這いその先の
まるく球体に纏められた塊のその先へ
冒険をする
赤い毛糸はセーターになると週末は旅へ
赤い毛糸はどこかへ行きたいまだ見ぬ場所へ
赤い毛糸は青い魚の潤んだ目のその訳を尋ねたい
でも赤い毛糸はチベットに着いて薄いピンク色の塩をお土産にした
チベットからの帰り道サンフランシスコとタンザニアとハノイに寄って
そこで出会った人々にみんな砕いて渡してしまったけれど
またその帰りの飛行機が雲の中から空港に滑り込む時
管制塔のアンテナに赤い毛糸のセーターの裾が引っ掛り
滑走路に着地する頃にはみんなほどけてしまったので
オルリー空港のよく陽のあたる階段で
赤い毛糸はまた巻き取られ
ブルガリアからやってきたヒッピー風の女の子の
民族刺繍が施された布かばんに詰め込まれた
ソフィアからパリそのあとトーキョーへ行くの
2057年
トーキョーへ向かう飛行機の中で赤い毛糸は
帽子と手袋とマフラーになった
帽子は彼女の隣でポテトチップスの塩味がついた指を
さっきからずっと舐めているうなじまでTATOOのある恋人に
彼の名はMAXといって大きな音が大好きで耳が悪く人相も悪い
ヒッピー風の女の子の名前はEVAといってアメジスト色の瞳と
黒く長い髪 頬とくちびるに人形のようなあどけなさを残したニンフ
東京の高層ビルの屋上にテントを張ってMAXとEVAは数日を過ごした
知らない場所に着いたら高い所から眺めてみるのが一番いい方法だと
ふたりは知っていたから
東京辺りの日照時間はだいぶ短くなっていて
沼化した湿地帯からは有毒ガスが放出されていたし
大部分の生活者は地下に潜ったまま暮らしていて
地上に残っているのは貧しくて地底通貨が買えなかった人々
病気に侵されているか気が違っているか暴力的で危険なグループか
赤い毛糸はお守りの代わりになった
赤い色は狂気を鎮める代わりに興奮を呼び起こす
EVAとMAXは優秀なマタドールのように
極度の緊張による硬直をしなやかさへと変化させ
スペイン牛の様に鼻息荒く猛然と突進してくる様々な厄介事に
ー それらは次々と降り掛かる火の粉同然であったが ー
踊りながらひとつひとつ確実に止めを刺していく
表参道を明治神宮まで光の速さで回転するモーターヘッド
メランジェされデコルテされ拘束され
巨大になった残虐な残骸達の隙間をすり抜ける
手をつないで歩いた記憶
名前を忘れられた小さな町
舗装された路地の角を曲がり曲がり
靴の革底がやわらかく硬質な音を響かせると
それらはすぐに洞穴みたいな石造りの
牢獄みたいなちいさな窓に灯る
マッチみたいなろうそくの炎に
気化したように吸い込まれてしまう
深夜は気圧が少し高く感じられて
水の中の空気の音を聞いているみたいね
名前を忘れてしまった小さな町
舗装された路地の角を曲がり曲がり
靴の革底がやわらかく硬質な音を響かせると
それらはすぐに洞穴みたいな石造りの
牢獄みたいなちいさな窓に灯る
マッチみたいなろうそくの炎に
気化したように吸い込まれてしまう
深夜は気圧が少し高く感じられて
水の中の空気の音を聞いているみたいね
赤い毛糸の膝掛けをした老婦人が
暖炉の前でまだ何か編んでいる
赤い毛糸は詩人の血管の様に
胸元から腰へ腿を伝い踝足の指へ
ながれながれて床を這いその先の
まるく球体に纏められた塊のその先へ
冒険をする
赤い毛糸はセーターになると週末は旅へ
赤い毛糸はどこかへ行きたいまだ見ぬ場所へ
赤い毛糸は青い魚の潤んだ目のその訳を尋ねたい
でも赤い毛糸はチベットに着いて薄いピンク色の塩をお土産にした
チベットからの帰り道サンフランシスコとタンザニアとハノイに寄って
そこで出会った人々にみんな砕いて渡してしまったけれど
またその帰りの飛行機が雲の中から空港に滑り込む時
管制塔のアンテナに赤い毛糸のセーターの裾が引っ掛り
滑走路に着地する頃にはみんなほどけてしまったので
オルリー空港のよく陽のあたる階段で
赤い毛糸はまた巻き取られ
ブルガリアからやってきたヒッピー風の女の子の
民族刺繍が施された布かばんに詰め込まれた
ソフィアからパリそのあとトーキョーへ行くの
2057年
トーキョーへ向かう飛行機の中で赤い毛糸は
帽子と手袋とマフラーになった
帽子は彼女の隣でポテトチップスの塩味がついた指を
さっきからずっと舐めているうなじまでTATOOのある恋人に
彼の名はMAXといって大きな音が大好きで耳が悪く人相も悪い
ヒッピー風の女の子の名前はEVAといってアメジスト色の瞳と
黒く長い髪 頬とくちびるに人形のようなあどけなさを残したニンフ
東京の高層ビルの屋上にテントを張ってMAXとEVAは数日を過ごした
知らない場所に着いたら高い所から眺めてみるのが一番いい方法だと
ふたりは知っていたから
東京辺りの日照時間はだいぶ短くなっていて
沼化した湿地帯からは有毒ガスが放出されていたし
大部分の生活者は地下に潜ったまま暮らしていて
地上に残っているのは貧しくて地底通貨が買えなかった人々
病気に侵されているか気が違っているか暴力的で危険なグループか
赤い毛糸はお守りの代わりになった
赤い色は狂気を鎮める代わりに興奮を呼び起こす
EVAとMAXは優秀なマタドールのように
極度の緊張による硬直をしなやかさへと変化させ
スペイン牛の様に鼻息荒く猛然と突進してくる様々な厄介事に
ー それらは次々と降り掛かる火の粉同然であったが ー
踊りながらひとつひとつ確実に止めを刺していく
表参道を明治神宮まで光の速さで回転するモーターヘッド
メランジェされデコルテされ拘束され
巨大になった残虐な残骸達の隙間をすり抜ける
手をつないで歩いた記憶
名前を忘れられた小さな町
舗装された路地の角を曲がり曲がり
靴の革底がやわらかく硬質な音を響かせると
それらはすぐに洞穴みたいな石造りの
牢獄みたいなちいさな窓に灯る
マッチみたいなろうそくの炎に
気化したように吸い込まれてしまう
深夜は気圧が少し高く感じられて
水の中の空気の音を聞いているみたいね
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02/14
La Chambre 部屋
]
教会の中から強靭な肉体でも覗いているかの様に
極彩色のステンドグラスが「外側」という概念を
おおっているのだ
「外側」からすればそれは建物の外観を構成する
ごく一部にしか過ぎぬ 明度の問題か
雨は静かに髪を濡らす
したたるしずく
しずくは黒く柔らかなフェルト地の
たっぷりとしたフレアースカートの上に
コロリところがり
魚眼レンズような空を映し出した
空には鳥たち
les oiseaux....
雨の日は木陰に隠れていて
それらは「外側」から
北に10kmほど離れたところにいる
博打で大儲けしたら
いつかわたしをさらいにきて
エンジンから白い煙をたてる
ポンコツのオンボロでいいから
ここは何もかもあるようでなくて
とても退屈
町の映画館では
擦り切れそうなフィルムを
くりかえしくりかえしくりかえし
何度も上映してる
自動車工場の労働者たちは
曜日で女の子を口説いて
ウイスキーと少しのナッツと
宿酔に薄給を費やし
酩酊状態のあさましい喧噪が
残響している頭蓋骨を
すがすがしく晴れ渡った日曜日の朝に
ハンマーでかち割りたくなるんだ
そういう類の白黒の苦悩なんか
もう誰も同情しなくなって
銀幕の悩める若者の青春は
白いライトに飛ばされて消え去っていく
精神や肉体は強靭である
生命の循環は精密で容赦しない
思い上がりも大概にしないと
ゴム風船みたいに端から破裂して!
汚すでしょう?
道路や床や浴室や壁
窓ガラスもべっとり
ピカピカによく掃除が行き届いているのに
なんだか不潔な感じがする居心地の悪い部屋で
この長い夜を過ごさなければならないのかそうでないのか…
極彩色のステンドグラスが「外側」という概念を
おおっているのだ
「外側」からすればそれは建物の外観を構成する
ごく一部にしか過ぎぬ 明度の問題か
雨は静かに髪を濡らす
したたるしずく
しずくは黒く柔らかなフェルト地の
たっぷりとしたフレアースカートの上に
コロリところがり
魚眼レンズような空を映し出した
空には鳥たち
les oiseaux....
雨の日は木陰に隠れていて
それらは「外側」から
北に10kmほど離れたところにいる
博打で大儲けしたら
いつかわたしをさらいにきて
エンジンから白い煙をたてる
ポンコツのオンボロでいいから
ここは何もかもあるようでなくて
とても退屈
町の映画館では
擦り切れそうなフィルムを
くりかえしくりかえしくりかえし
何度も上映してる
自動車工場の労働者たちは
曜日で女の子を口説いて
ウイスキーと少しのナッツと
宿酔に薄給を費やし
酩酊状態のあさましい喧噪が
残響している頭蓋骨を
すがすがしく晴れ渡った日曜日の朝に
ハンマーでかち割りたくなるんだ
そういう類の白黒の苦悩なんか
もう誰も同情しなくなって
銀幕の悩める若者の青春は
白いライトに飛ばされて消え去っていく
精神や肉体は強靭である
生命の循環は精密で容赦しない
思い上がりも大概にしないと
ゴム風船みたいに端から破裂して!
汚すでしょう?
道路や床や浴室や壁
窓ガラスもべっとり
ピカピカによく掃除が行き届いているのに
なんだか不潔な感じがする居心地の悪い部屋で
この長い夜を過ごさなければならないのかそうでないのか…
昼間に起きて花江はドブ川に沿って散歩する
青い空 橙色に膨張している日光がまぶしい
目眩 ゆうべの会話
もっと猥褻にもっと卑猥に
もっと生き物らしくぼくを愛して
腐りかけた林檎から漂う独特の香り
わたしは 冬の日射しに
ふらふらになって
フラン フラン 腐乱 と
ハミングする
窓辺に寝そべって
おとこをみている
と
その男は白いシーツの中で
キリストの様に痩せてゆく
ポルトガルの教会にあるような
黒く骨張った重たそうな四肢に
なにか可愛らしい装飾をしたく
心臓を象ったような深い葡萄色の壜から
パルファンを垂らした
それはいつか空港で
退屈まぎれに買い物した
クリスチャンディオールの
毒という名前の濃厚な香り
花江チャン、君にぴったりなおもしろいものを見つけたよ
と
当時退屈まぎれに付き合っていたポルトガル語の教授が
フランクフルトでルフトハンザに乗り換える時に言った
このひとは一体わたしの何を知っているというのだろう
それから何年も過ぎた今でも
教授は律儀にもわたしの誕生日に手紙をよこす
どのような仕事をしたか
どのような本を読んだか
仔細に綴ってある
小さな字で
わたしは何年も過ぎた今でも何も変わらない
特別に何かが得意だとかできるとか知識があるとか何も持たず
このドブ川のような生活の汚水をたらたら流している
その沿道に蒲公英が咲いてるの
それがいかにも健気に見えて
涙がでてくるのよなんだか変ね
冬だというのに暑いじゃない
気候のせいだと思うけどふらふらする
フラン 腐乱 フラン と
ハミングが聞こえる
直射日光が膨張して背景が遠くなる
目眩を引きずる様に影ばかり濃く長く伸び
地面に打ち捨てられた様に朽ち果てている
その影を踏んで歩く
踏みつける様にして
蒲公英は黄色くて葉は濃い緑
空は青くて太陽は橙色に脹らんで
影は黒く色のあるものは皆ハッキリと
ドブ川の散歩道をうつくしくいろどり
猥褻な生命をかがやかしくおおっぴらにひけらかしながら
何か知っているのよ わたしのこと
このままいけばどこにたどりつくのか
いまさらさわいだってもうおそい
丁寧な手紙はちがった道へ誘導している
間違っていないのはよくわかる
蒲公英の様に健気なら
それだけでも価値があるもの
青い空 橙色に膨張している日光がまぶしい
目眩 ゆうべの会話
もっと猥褻にもっと卑猥に
もっと生き物らしくぼくを愛して
腐りかけた林檎から漂う独特の香り
わたしは 冬の日射しに
ふらふらになって
フラン フラン 腐乱 と
ハミングする
窓辺に寝そべって
おとこをみている
と
その男は白いシーツの中で
キリストの様に痩せてゆく
ポルトガルの教会にあるような
黒く骨張った重たそうな四肢に
なにか可愛らしい装飾をしたく
心臓を象ったような深い葡萄色の壜から
パルファンを垂らした
それはいつか空港で
退屈まぎれに買い物した
クリスチャンディオールの
毒という名前の濃厚な香り
花江チャン、君にぴったりなおもしろいものを見つけたよ
と
当時退屈まぎれに付き合っていたポルトガル語の教授が
フランクフルトでルフトハンザに乗り換える時に言った
このひとは一体わたしの何を知っているというのだろう
それから何年も過ぎた今でも
教授は律儀にもわたしの誕生日に手紙をよこす
どのような仕事をしたか
どのような本を読んだか
仔細に綴ってある
小さな字で
わたしは何年も過ぎた今でも何も変わらない
特別に何かが得意だとかできるとか知識があるとか何も持たず
このドブ川のような生活の汚水をたらたら流している
その沿道に蒲公英が咲いてるの
それがいかにも健気に見えて
涙がでてくるのよなんだか変ね
冬だというのに暑いじゃない
気候のせいだと思うけどふらふらする
フラン 腐乱 フラン と
ハミングが聞こえる
直射日光が膨張して背景が遠くなる
目眩を引きずる様に影ばかり濃く長く伸び
地面に打ち捨てられた様に朽ち果てている
その影を踏んで歩く
踏みつける様にして
蒲公英は黄色くて葉は濃い緑
空は青くて太陽は橙色に脹らんで
影は黒く色のあるものは皆ハッキリと
ドブ川の散歩道をうつくしくいろどり
猥褻な生命をかがやかしくおおっぴらにひけらかしながら
何か知っているのよ わたしのこと
このままいけばどこにたどりつくのか
いまさらさわいだってもうおそい
丁寧な手紙はちがった道へ誘導している
間違っていないのはよくわかる
蒲公英の様に健気なら
それだけでも価値があるもの
ここはさむいな
とにかくさむいよ
バラバラになるということは
おもいがけないことだったよ
いたい いたい いたい いたい
切り口はきちんとしてくれよ
きみはそういうことはきちんとできるおんなだったじゃない
そして切り口がきちんとしていないのをぼくがとても嫌がることを
きみは知っているはずなのにどうしてかな
ここはくらいな
とにかくくらいよ
バラバラになるということは
おもいがけないことだったよ
こわい こわい こわい こわい
さきにバラバラになっていたのはきみだったね
きみをバラバラにしたのはぼくだったかな
きみは目に見えないものに脅かされ
それを手に取れるものごとへと変化させてゆく
ぼくは名前がつくとすぐに逃げ出したくなった
きみはそれをよく知っている
ここはくさいな
とにかくくさいよ
バラバラになるということは
だんだんいやな匂いを放つということなんだ
くさい くさい くさい くさい
利口なきみが知らないはずないのに
その呪縛から解放されるとでも思っていたの?
バラバラのままじゃどこへもゆけない
かわいそう かわいそうな
ぼくたちのバラバラ
とにかくさむいよ
バラバラになるということは
おもいがけないことだったよ
いたい いたい いたい いたい
切り口はきちんとしてくれよ
きみはそういうことはきちんとできるおんなだったじゃない
そして切り口がきちんとしていないのをぼくがとても嫌がることを
きみは知っているはずなのにどうしてかな
ここはくらいな
とにかくくらいよ
バラバラになるということは
おもいがけないことだったよ
こわい こわい こわい こわい
さきにバラバラになっていたのはきみだったね
きみをバラバラにしたのはぼくだったかな
きみは目に見えないものに脅かされ
それを手に取れるものごとへと変化させてゆく
ぼくは名前がつくとすぐに逃げ出したくなった
きみはそれをよく知っている
ここはくさいな
とにかくくさいよ
バラバラになるということは
だんだんいやな匂いを放つということなんだ
くさい くさい くさい くさい
利口なきみが知らないはずないのに
その呪縛から解放されるとでも思っていたの?
バラバラのままじゃどこへもゆけない
かわいそう かわいそうな
ぼくたちのバラバラ
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(03/30)
Je suis Bouton de pivoine
HN:
pivoine
性別:
女性
趣味:
J'aime la lecture,faire des vers et dormir...
自己紹介:
コンニチハ
竹村はなびと申しマス
詩はわたしの日々の断片です
人生においては、詩を愛するよりも、現実を愛することから始めなければならぬ。
もとより現実は常に人を裏切るものである。しかし、現実の幸福を幸福とし、不幸を不幸とする、即物的な態度はとにかく厳粛なものだ。詩的態度は不遜であり、空虚である。物自体が詩であるときに、初めて詩にイノチがありうる。
坂口安吾「恋愛論」より
Ecrire est un acte d'amour.
S'il ne l'est pas,il n'est qu'écriture.
Jean Cocteau
extrait de La difficuluté d'être
竹村はなびと申しマス
詩はわたしの日々の断片です
人生においては、詩を愛するよりも、現実を愛することから始めなければならぬ。
もとより現実は常に人を裏切るものである。しかし、現実の幸福を幸福とし、不幸を不幸とする、即物的な態度はとにかく厳粛なものだ。詩的態度は不遜であり、空虚である。物自体が詩であるときに、初めて詩にイノチがありうる。
坂口安吾「恋愛論」より
Ecrire est un acte d'amour.
S'il ne l'est pas,il n'est qu'écriture.
Jean Cocteau
extrait de La difficuluté d'être
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| 07 | 2026/08 | 09 |
| S | M | T | W | T | F | S |
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